免許合宿では、あらかじめ決められた日数でカリキュラムをこなします。
技能が下手で苦手な人にとっては、延泊しないで卒業できるか不安ですよね。
実際のところ、免許合宿で延泊になる人はどれくらいいるのでしょうか。
今回は、免許合宿における延泊の割合について紹介していきます。
また、延泊しないための秘訣や辛い時の対処方法も併せて紹介します。
是非参考にして役立ててみてください。
合宿免許で延泊になる人の割合は?合宿中に辛い時はどう乗り越える?
合宿免許で延泊になる人は、全体の1割~2割程度です。
8割~9割の人は延泊しないで期間内に卒業していきます。
合宿免許では、技能や学科のカリキュラムがしっかり組み込まれているので、ほとんどの場合、教習を真面目に受けていれば延泊にはなりません。
それでも延泊になる人がいるのは事実で、期間内に間に合わず、予定よりも多く教習を受ける人はいるのです。
延泊になる原因は「技能が下手だから」、「運転でミスばかりして先に進まない」など、様々な原因があると思いますが、「合宿中に辛いから」というのもあります。
合宿免許では、初めて出会う仲間や友達、教官たちと毎日を過ごします。
仲間や友達ができなくて悩んでしまう、教官の一言が怖くて集中できないなど、合宿中に辛いと感じることは多いかと思います。
合宿中に辛いことばかりだと、技能や学科の教習が身に付きづらいです。
「仲間や友達ができなくて周囲とコミュニケーションが取れない」と悩んでいる人は、無理してまでコミュニケーションを取る必要はありません。
よく考えてみると気持ちが楽になれますが、約2週間の合宿が終わればそれぞれバラバラになり、よっぽどのことがない限り交友関係は続きません。
合宿中は、割り切って一人で過ごすというのも気持ちが楽でおすすめですよ。
合宿中に仲間や友達がいると楽しいかもしれませんが、一人で過ごすのでも教習中に何も悪い影響は出てきません。
かえって一人の方が空き時間に、教習で学んだことを効率よく復習できます。
「教官が怖くて技能に集中できない」という場合は、最後の手段として別の教官に教えてもらうという方法もあります。
合宿免許の受付の人や別の指導員に「あの指導員と合わなくて悩んでいる」などと相談してみてはどうでしょうか。
合宿免許で延泊になる確率!AT車とMT車では割合が違うって本当なの?
合宿免許で延泊になる人のほとんどが、MT車を選んだ人たちです。
MT車はギアやクラッチなどの操作が複雑で、特に坂道発進の時にエンストを起こしやすいです。
もちろん、AT車を選んだ人の場合でも延泊になるケースはありますが、余程のことがない限り、期間内に合格して卒業できています。
AT車を選んだ人で延泊になる場合、突然の体調不良や大事な用事が入ってしまったなどの理由が多いのが特徴です。
技能教習で失敗やミスをすると教官から注意をされますが、気持ちが焦るほど、同じミスを何度も繰り返してしまいがちです。
失敗の悪循環が続き、教官からの注意が怖く感じてしまうことでしょう。
しかし教官は決して怒っているのではなく、しっかりとした運転技術をあなたに身に付けてほしいからこそ、注意や指摘をするのです。
そうは分かっていても、怖いというイメージや焦りなどは簡単に取ることはできませんよね。
合宿免許では決められた期間内に卒業する必要があるので、それに合わせてカリキュラムをこなしていく必要があります。
何度も同じミスをしていては、教官から注意をされても仕方ありません。
そういった場合、就寝前や暇な時間を利用して、教官から指摘されたことを頭に思い浮かべてイメージトレーニングしてみましょう。
技能の教習中に頭で考えてばかりだと逆に焦るので、空き時間を利用して、上手になるように頭の中で操作の手順などをイメージしてみましょう。
MT車を選んだ人の場合は、特にギアやクラッチの使い方、坂道発進時のアクセルの使い方などといった手順をイメージしてみましょう。
まとめ
合宿免許で延泊になる人は、全体の1割~2割程度で意外と少ないです。
約2週間という短期間で技能や学科を学ぶので、厳しく感じるかもしれません。
それでもほとんどの人が無事卒業しているので、そこまで心配はありません。
仮に期間内に卒業できなかったとしても、延泊をして卒業すればいいだけです。
人と比べたりせずに、自分のペースで楽しみながら学んでほしいです。