パソコンを使って仕事をしていたり、ゲームをしているという人多いですよね!
仕事関係のデータやゲームのデータなどをパソコンに保存していきますが、
その時の保存先ってどうしていますか?
勝手に場所が決められているんじゃないの?と思う人もいるかもしれません。
実はパソコンのデータの保存先は用途に合わせて変えることでデータの読み込みなどがスムーズに行われるようになるんですよ。
データを保存するものとしては、HDDとSSDというものがあります。
この二つをうまく使い分けることでパソコンを快適に使えるようになります。
では、一体SSDやHDDはどのように併用していけばいいんでしょうか?
使い分けや設定方法について紹介いたします!
SSDとHDDを併用した方がいいの?ゲームのデータは?
SSDとHDDはそれぞれにメリット、デメリットがあるため併用することでパソコンデータの読み出しや書き出しがスムーズに行われるようになります。
ゲームのデータはSSDとHDDどちらに入れるといいのか・・・
基本的にはSSDに入れた方がいい!と言われているんです。
それはなぜかというと、SSDとHDDの違いが理由なんです。
◎HDD
HDDはハードディスクと言われる記憶装置で、パソコンを使っている人なら誰しも耳にしたことがあるのではないでしょうか。
HDDは、内蔵されている磁気ディスクを読み書きしてデータを保存します。
そして、大容量のデータを保管することができます。
パソコンだけではなく、テレビの録画などでも使われることがあるので使っている人も多いのではないでしょうか
そんなHDDのメリットとデメリットはこちらになります。
HDDのメリット
HDDは大容量化が進んでおり、更に大容量のデータが保管できるのに対し価格が安くコスパが良い点が一番のメリットだといわれています。
ギガバイト単位の容量だけではなく、テラバイト単位の容量を持っているHDDも割と安価で購入することができます。
そして、磁気ディスクにデータを書き込んだものは自然放電によりデータが消えてしまう!ということが無いため、長期保存をするような写真や動画の保存に向いているといわれています。
HDDのデメリット
HDDは磁気ディスクから読み込みを行うため、回転音や読込音が発生してしまいます。
そして、駆動している部分が多くなるため消費電力が高くなってしまったり熱を持ってしまいます。
回転して読み込みを行うため、衝撃に弱く振動などによりクラッシュしてしまうこともあります。
◎SSD
SSDは半導体目盛りが記憶媒体となっています。
分かり易くいうと、携帯やデジカメによく使われているSDカードの記憶媒体と同じようなものです。
そして、このSSDはUSBに接続するものや内蔵型パーツなど様々な接続方法があり
ます。
SSDのメリット
SSDで一番のメリットはやはり読み込みや書き込みが早い!という点です。
フラッシュメモリの特徴としてアクセススピードが速く、更に読み込みや書き込みのときにとても静かな点がSSDのメリットだといえます。
更に、振動や衝撃に強い点もSSDのメリットです。
SSDデメリット
SSDってメリットだらけ!と思う人も多いんですが、デメリットもあるんです。
容量の少なさと、価格が高い点がSSDのデメリットだといえます。
最近では、容量の多いSSDも登場してきてはいるんですが価格が高いので中々購入に踏み切れないんですね。
そして、SSDは書き換え回数に限度があるためHDDに比べると寿命が短いと言われています。
HDDとSSDそれぞれのメリット・デメリットを見るとゲームデータなど早く読み込みや書き込みを行いたいものはSSDへ保存をする。
写真や動画など頻繁に使うわけではなく長期で保管しておきたいようなデータはHDDへ保存するといった使い分けをするとパソコンのデータの管理がしやすくなりますよ。
SSDとHDDを併用するためにはどんな設定が必要なの?
SSDとHDDを併用するためにはどのような設定が必要となってくるんでしょうか?
起動優先順位を設定する
パソコンを起動するためのOSは読み込みの早いSSDに保存します。
まずパソコンは基本的に初期設定の時には、データの優先順位がHDDとなっています。
それをSSDに変更しましょう。
起動画面でF2キーを押して、BIOS画面を開きます。
そこで設定をSSDに変更します。
ファイルの保存先の確認
データを保存するときに、保存先を確認するようにします。
HDDは、「Dドライブ」、「Eドライブ」という名前になっています。
SSDは、「Cドライブ」という名前になっています。
データを保存するときに、この保存先を間違えてしまわないように気を付けましょう。
まとめ
SSDとHDDの特徴を知ることで、うまく使い分けをすることができます。
すぐに使うデータはSSDに、使用頻度が高くなく長期で保管しておくものはHDDに保存するようにしましょう。