大学卒業後に入社してくる新入社員。
彼らの元気に働く姿は職場の雰囲気を明るく盛り上げてくれる存在です。
しかし、新しい環境下でのストレスで、次第に元気がなくなり欠勤しがちになる新入社員も多いのが事実です。
今回は、新入社員のメンタル不調を改善する方法を紹介します。
新入社員の欠勤で悩んでいる上司の方に向けての記事となります。
是非参考にして、新入社員のやる気を引き出してください。
最近の新入社員はメンタルが弱い?やる気を引き出す指導の仕方を紹介!
最近の新入社員の中には、上司に叱られて体調を崩してしまう人がいます。
叱られたことが原因で、退職までしてしまう人も中にはいるようです。
メンタル面の不調を理由に、仕事を休む新入社員が多いのはなぜでしょうか。
まず、ゆとり教育で育った若い人たちは、叱られることに対しての免疫が少ないです。
特に、人前で叱られることを苦手とする人が非常に多く、中には必要以上に落ち込み、仕事が休みがちになってしまう人も多いのです。
自己愛がとても強いことも特徴で、批判的なことを言われると、極端に気にしすぎてしまう傾向があります。
上司の人が新入社員に対して叱る場合は、なるべく人前を避けた方が効率的です。
その方が、お互い感情的になりにくく、上司の意見を素直に聞き入れやすくなります。
また、叱る時は悪いところばかりを指摘するのではなく、結果的に良かったことや普段の仕事ぶりに対して、色々なアドバイスをすることでやる気を引き出しましょう。
新入社員が仕事でミスをしてしまった時には、人間性を否定するようなきつい言い方や頭ごなしに注意することは意欲を低下させるので、なるべく避けるようにしたいです。
大事なのは、間違えたことに対しての事実をしっかりと相手に伝えて理解してもらうこと。
それに加えて、直すべきポイントや課題を相手に見つけさせることが肝心です。
それが向上心に繋がり、試行錯誤しながら仕事に取り組む意欲にも繋がるのです。
新入社員の欠勤が多い!元気がない!適切な対処の仕方はどうやって?
新入社員の元気がなくなり欠勤ばかりしているようでは、上司としても困りますよね。
欠勤の理由が風邪などの体調不良によるものではなく、精神的な理由の場合は、早めの段階から上司としての対応を取る必要が出てきます。
新入社員の場合はメンタルが弱いこともあり、勤怠の乱れが出やすくなります。
新入社員が欠勤を頻繁に繰り返す前に、体調や仕事への影響、職場としての支援などを検討する必要性があります。
新しい環境下で働く新入社員にとって、上司の存在はストレスとなる場合が多いです。
ストレスで体調を崩してしまい、場合によってはうつ病になってしまう可能性もあります。
新入社員の様子が普段とは違っていることに気づいたら、さりげなく声をかけて様子を見ることが大事です。
また、新入社員との面接の場を作り、欠勤の具体的な理由や悩んでいること、状況によっては病院などに受診するように促すことも、早期対応としては重要です。
病院への受診を促すことは、少し大げさではないかと感じる人もいるかと思います。
でも、会社の上司としては、部下の安全配慮義務や健康配慮義務がありますので、勤怠管理をしっかりと行う意味でも重要になってくるのです。
まとめ
最近の新入社員はメンタルが弱く、叱られたことが原因で、翌日に仕事を休んでしまう場合もあるようです。
上司の人が新入社員に注意をする時は、否定することばかりを前面に押し出さずに、良い部分やアドバイスなども加えましょう。
そうすることで、新入社員のやる気を損なわずに済みます。
新入社員とのコミュニケーションを意識しながら指導してみてください。
